
ストレスって何だろう
皆さんが普段何気なく使っている「ストレス」とは、どんなものでしょうか
また、「ストレスに強い人」とはどんな人なのでしょう
ストレスとは元々工業用語の「streess」から来ています。
物質に外から圧力を加えた時に、ゆがんだ状態を元に戻そうと反発する状態
これを工業用語で「streess」(ストレス)といいます。

この外からの圧力が継続的・もしくは強くなってしまうと外からの圧力と反発力のバランスが崩れてしまいます
これを人間に例えて使っているのが、普段皆さんが何気なく言葉にしている「ストレス」なんです。
ストレッサー・ストレス状態・ストレス反応
ストレスといっても最初から疾患に直接繋がるものではなく心や身体・行動に変化が現れるまでに段階があります。
◆ストレッサー・・・ストレスの原因となる外からの圧。その人にとって、心や身体の負担となる出来事や要請
◆ストレス状態・・・ストレッサーに対応しようとする努力している過程
◆ストレス反応・・・ストレッサーによって引き起こされた、身体的・心理的・行動的反応
ストレッサーには4分類あると言われています
ストレッサーの4分類
◆物理的ストレッサー
◆化学的ストレッサー
◆生物学的ストレッサー
◆心理社会的ストレッサー
◆物理的ストレッサー・・・物理的な環境の刺激(暑い・寒いなどの温度や暗すぎる照明や騒音など)
例えば職場であれば、冷房の効きすぎた部屋や暑すぎる職場。周りの騒音、パソコンの明るすぎる画面・整理されていない部屋やデスクなども物理的ストレッサーになる可能性がありますね。

◆化学的ストレッサー・・・化学物質による刺激(公害物質・臭気・金属や薬物・アルコールやたばこなど)
例えば職場でのたばこや香水のにおい、強い昼食のにおいなどもストレッサーになる可能性があります。有機溶剤や農薬など特殊な物質に触れる可能性など色々とあります。

◆生物学的ストレッサー・・・生体の免疫反応を引き起こす刺激(ウイルスや細菌感染・花粉・カビなど)
例えば花粉やほこりなどによるアレルギー反応、ウイルスや細菌による炎症や感染症など。
最近でしたらコロナ感染が記憶に新しいものですね。

◆心理社会的ストレッサー・・・仕事や家庭・人間関係など毎日の営みの中で受けるストレス要因(立場や役割に伴う負担など)
一般にこれを「ストレス」と呼ばれることが多いですね。
例えば、職場での社会的立場や人間関係。仕事の量や質など。家庭や学校での人間関係なども考えられます。いじめやハラスメント、また家族の病気や介護など色々な要因が考えられますね

令和5年の厚生労働省による「労働安全衛生調査」ではどの働き方もストレッサーの1位は「仕事の失敗・責任の発生等」でした、これまで長年1位だった「仕事の量」は2位ではあるものの残業や働き方の変化によって数値が低くなっているようです。
自分自身はどんな事にストレスを感じますか?


ストレッサー要因はもちろん職場だけではありません。
家族や異性の問題や年齢からくるものも考えられます。
また、性格や物事の捉え方・自己評価によってストレッサーと感じるか否かによってストレス状態になるかどうか変わってきます。
そしてストレッサーを緩和する要因もまた大きな助けになることもあります。