
ストレス反応とは・・・ストレッサーによってストレス状態となりますが、ストレス状態を放置したときに起こりうる色々な反応です。


ストレス反応は
身体的反応⇒心理的反応⇒行動的反応の順番で起こります。
身体的反応は、具合の悪さとして体感されますが自分自分では気づきにくいです。
そして心理的反応は明確な形では現れにくく、周囲の人も気づくことは難しい事が多いのです。
また、行動的反応は仕事ぶりにも影響が出る事が多く、自分では気づいていなくても周囲の人(特に管理監督者)は気づきやすいことも多くあります。
そのため、第3者が変化に気づくのは「行動的反応」が出てきたときが多く、気づいた時にはかなり進行していることも多くあります。
また、自己肯定感の低い方はストレスを感じやすいので注意が必要です。
ストレス反応は3段階で変化していきます↓↓↓


ストレッサーの刺激が強かったり長時間に及ぶ場合はストレッサーの種類に関係なく心身にストレス反応が起こります。
また、ストレスによる感情の変化は脳内にも影響し様々な症状を引き起こし色々な病気に繋がる事も考えられます。
自律神経系
自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、強いストレッサーにさらされると自分ではコントロールが出来なくなり自律神経系の乱れに繋がります。
強いストレッサーに直面すると・・・交感神経系が優位に
交感神経や優位になると
心臓・・・・・脈が速くなる
気管・・・・・拡張する
肺・・・・・・呼吸を促進
末梢血管・・・収縮
胃腸・・・・・消化を抑制
瞳孔・・・・・散大
唾液腺・・・・分泌が減少
睡眠や休息・食後のエネルギー補給・・・副交感神経系が優位に
副交感神経が優位になると
心臓・・・・・脈が遅くなる
気管・・・・・収縮する
肺・・・・・・呼吸を抑制
末梢血管・・・拡張
胃腸・・・・・消化を促進
瞳孔・・・・・縮小
唾液腺・・・・分泌が増加
自律神経系が乱れると、高血圧・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・過敏性腸症候群などの病気を発症する可能性があります。
内分泌系では、糖尿病・心筋梗塞・脳卒中を引き起こしやすく
免疫系では、気管支炎・慢性扁桃炎・ガンなどに繋がる可能性があります。
心身症というものもあります。
心身症とは・・・心の病気とは違い身体疾患ではありますが、発症や症状の変化とストレス要因との関係性があるもの
呼吸器系・・・・・・気管支喘息・過換気症候群
循環器系・・・・・・本能勢高血圧症・狭心症・心筋梗塞
消化器系・・・・・・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・過敏性腸症候群・心因性嘔吐
内分泌系・代謝系・・糖尿病
神経・筋肉系・・・・書痙(普段は問題はないのに、字を書こうとすると手に震えやこわばりが出る症状)
皮膚・・・・・・・・慢性蕁麻疹・アトピー性皮膚炎・円形脱毛症
整形外科・・・・・・慢性性関節リュウマチ・腰痛症
泌尿・生殖器系・・・夜尿症・心因性インポテンス
眼科・・・・・・・・眼精疲労
耳鼻咽喉科・・・・・メニエール病
歯科・口腔外科・・・顎関節症
ただ病気だと思っていたが、実はストレスが原因となっていることもあるということですね。
よくある症状としては
過敏性腸症候群・・・ポリープやガンではないのに症状が出る。下痢性・便秘型・不安定型の3種類あります。腹痛や食欲不振・嘔吐・胸やけ・疲れやすい・不安感などの伴う事もあります。
緊張型頭痛・・・・・頭を締め付けられているような頭痛で連続性のある痛みが特徴です。片頭痛にあるような吐き気は伴いません。
摂食障害・・・・・・神経性食欲不振症(拒食症)と神経性大食症(過食症)とがあります。
本人が気づかず変化が起こっている事も多くあるため、企業ではメンタルへルス予防のための活動を取り入れていく必要があります。
一次予防・・・セルフケア・教育研修・環境改善
二次予防・・・早期発見・早期対応のためのラインケア
三次予防・・・復職支援・その後のフォローUP
症状がひどくなればなるほど回復にも時間がかかり、本人も周囲の人も大変な思いをすることが多い為一次予防がこれからは重要になってきます。
まずは自分にあったセルフケアを知る事。ストレス反応の知識を付ける事。普段からのコミュニケーションにより早期発見に繋げる事が大切になってきます。