
今皆さんはストレス状態になっていませんか?
ストレスが全くないという方は実際に少ないですよね。
この記事では、ストレッサーの刺激があると人はどう対処しているのか。また対処出来なかったときどんなことが起こるのかお話していきたいと思います。
ストレス状態とは、ストレッサーを受けた際に適応しようと頑張っている状態のことです。

アプレイザル(認知的評価)~ストレッサーに対する主観的評価~
1次的評定(有害か無害か)
ストレッサーを受けると「このストレッサーは自分にとって有害だろうか?無害だろうか?」と判断します。

◆無関係・無害

自分にとっては「無関係」又は、自分にとっては「無害」
「無関係」・「無害」と判断しているのでストレス反応が起こることはありません。
◆害・損失

すでに起こっている事柄に対して具体的な害や損失が発生している場合
例)仕事でミスをして上司にひどく叱責された・出勤中に事故を起こしてしまった
◆脅威

これから発生すると思われる課題に対する有害性評価のこと
例)会社が倒産し行く当てがないが仕事が見つかるだろうか・クレーム先に謝罪に行くが何を言われるか分からない
◆挑戦

どちらかといえば、課題に対してポジティブな評価のこと
例)大変だけど上手くいけば自分の利益になる・苦しいがここを頑張れば自分の成長に繋がる
「害・損失」「脅威」「挑戦」と評価されたものは「ストレスフル」といいます。
「害・損失」「脅威」と評価したものは、その出来事がストレッサーとなる可能性が高く、不安や恐怖などのネガティブな感情になる可能性が高いです。
「挑戦」はこの二つの評価とは違い、ポジティブな感情になり課題に対しより効率的に向き合おうと前向きな行動を起こしやすいです。
また、決して悪いストレスと思えないものでも重なればストレッサーとなることが分かっています。
自分自身がどんなことにストレスを感じるか的確に認識することが大切です。
2次評価(対処できるかどうか)
「ストレッサー」が「ストレスフル(害・損失、驚異、挑戦)」と評価した場合、そのストレッサーに対し自分自身が対処できるか可能性を評価をします。
対処できるか可能性を評価するとは・・・
ストレスフルな出来事を切り抜けるために・・・
①「何をすべきか」・「何が出来るか」
他の人の行動を観察し、それが自分自身にも実行できるかという予期(効力予期)
②「やってみたらどうなるか」結果について検討します
その行動を実行した結果、どんな結果や報酬が得られるだろうかという予期(結果予期)
この2つが強くイメージできると行動できる可能性が高くなると考えられるが、対処の可能性が低く見積もられるとその課題はその方にとって「ストレスフル」であると評価されます。
また、ストレス状態が長く続くことにも要注意です。

人の体はストレッサーを感じると防衛反応を起こします。そして防衛反応は時間の経過とともに大きく3段階で変化していきます。
その為企業ではメンタルへルスの一次予防・二次予防・三次予防と対策を取り入れる所も増えてきましたが、まだまだ十分な対応が追い付いていない・何をしていいか分からない・間違った対応をしてしまっているなど課題が多い状態です。