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AI 4分で読める 2026.05.22

あなたの会社、AIに何て言われてるか知っていますか?

若い世代は、会社を選ぶときにAIに聞いている。
あなたの会社は、AIにどう語られていますか?

「この会社どう思う?」——若い人が最初に聞く相手が変わった

先日、キャリア教育の授業で若い方たちとAIの話をしたんです。

私はふだんからAIでアプリを作ったり、仕事に使ったりしているので、授業でもその話をするんですが、最近はもう驚かれなくなりました。「あ、また作ってきたんだ〜」くらいの反応です。

AI面接やAIを使った適性検査の話をしたときも、怖がるどころか「夢がある」とポジティブな反応が多かった。彼らにとってAIは、もう特別なものじゃなくて、ふつうの道具なんですよね。

そんな世代が就職先を探すとき、何をするか。
求人サイトを見る前に、まずAIに聞くんです。

「◯◯株式会社ってどんな会社?」
「◯◯で働くのってどう?」

友だちに相談するのと同じ感覚で、AIに聞いている。
これが今の「企業研究」の入り口になりつつあります。

試しに、自分のサービス名をAIに聞いてみたんです

気になったので、私も試してみました。
自分のサービス名「はたらくすたいる」をAIに聞いてみたんです。

結果は、正直ドキッとしました。

ちゃんと拾ってくれている部分もあったんです。「小規模〜中小企業向けの組織づくり・人材育成」「社員の本音を聴くことから始める」「伴走型」——ああ、ちゃんと読んでくれてるんだ、と思いました。

でも同時に、こんなことも書かれていた。

「契約や相談を考えているなら、確認した方がよさそうなのは、法人契約の実績、具体的な成果物、料金体系、契約期間…」

なんというか、AIに面接されている気分でした。

自分では「こういう会社です」と伝えているつもりでも、AIは独自にまとめ直して、しかも「ここは確認した方がいいですよ」とまで言う。
私の場合は情報がある程度あったから、まだ拾ってもらえた方です。

でも、もしネット上にほとんど情報がない会社だったらどうなるか。
AIの答えはきっとこうなります。

「十分な情報が見つかりませんでした」

社長がどれだけ自社の技術力に誇りを持っていても、AIには伝わらない。
そして若い人は、その「情報がありません」を見て、静かに選択肢から外す

Google検索とは、ちょっと違うんです

「いや、うちはホームページもあるし、Indeedにも出してるよ」
そう思われるかもしれません。

たしかに、Google検索ならリンクが一覧で並びます。自社サイトが上の方に出ていれば、クリックしてもらえるかもしれない。何を見せるかは、ある程度こちらでコントロールできたんですよね。

でも、AI検索はちょっと違います。

AIはリンクを並べるのではなく、「答え」を返すんです。
あちこちの情報を集めて、AIが自分の言葉でまとめて、1つの回答として返す。

つまり、あなたの会社の紹介文を、AIが勝手に書いているということ。

しかもその紹介文を、経営者は自分では書けない。
これがGoogle検索との一番大きな違いかもしれません。

知っているだけで、変わることがある

「じゃあどうすればいいんですか」と聞かれそうですが、
この記事は「こうしましょう」という話ではありません。

ただ、知っているかどうかで、判断は変わると思うんです。

まずは一度、自分の会社の名前をAIに聞いてみてください。
ChatGPTでもGeminiでもClaudeでも、何でもいいです。
「◯◯株式会社ってどんな会社?」と聞くだけです。

そこに出てくる答えが、今の時点での「あなたの会社の、外から見た姿」です。

思っていた通りかもしれない。全然違うかもしれない。
「情報がありません」と返ってくるかもしれない。

どんな結果でも、それを知っている経営者と知らない経営者では、この先の動き方が変わってくるんじゃないかと思います。

高いお金をかけて対策しましょう、という話ではないです。
まずは知ること。それだけで十分です。

この記事のまとめ

若い世代は、会社を選ぶときにAIに「この会社どう?」と聞いています。
Google検索がリンクを並べるのに対して、AI検索は「答え」を1つ返す。その答えを書いているのはAIであって、経営者ではありません。
まずは試しに、自分の会社の名前をAIに聞いてみてください。そこから何を感じるかは、きっとご自身が一番よくわかるはずです。

田端 洋子

田端 洋子(たばた ひろこ)

国家資格キャリアコンサルタント
mion careery 代表

5〜20名の会社の経営者に向けて、伴走支援・企業研修・AI活用支援を行っています。「人が育つ仕組み」を一緒に作ることが仕事です。

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